2015年8月22日土曜日

yamaanの8月は荒れ放題

出張業務多忙につき、しばらく空けておいたらこの有様

上の畑に行く道が見えない…

向日葵は至って笑顔

ヒエの仲間が繁茂

リンゴが結実
すす斑病のような症状が見られます

どこもかしこも雑草パラダイス
ヒメムカシヨモギが背丈くらいまで伸びている

豆はとても元気

豆の間に植えたポップコーン
生育スピード的に今シーズンの結実は望めなそうです

草むらの中で咲くスイカの花

…言葉を失う雑草パラダイス

ニラの花がキレイ

サニーレタスとキャベツ、そして赤シソ

いつもはここまで成長させない雑草がyamaanを謳歌

ミゾソバかと思われます

ニンジンの種にアカスジカメムシがラブラブ
このあと嫉妬心からデコピンしました

豆がサヤを付け始めてます

一部のポップコーンはヒゲを伸ばして結実中

旺盛なアップルミントの花

イナキビ

モチアワ

バジルの花
スパイシーな香りが漂う

ピクルスキュウリ
気が付けばもう超完熟

それにしてもヒドい有様

駐車場スペースもなかなかな草むらに

今年植えたばかりのブナは草に覆われてます

ホソバウンラン
キレイな花を咲かせてくれる雑草

栗の木
トゲトゲ天国

2015年8月19日水曜日

オオバコの話

「オオバコ」という植物を知っていますでしょうか。
道端で良く見かける雑草です。

生命というものは全般的に様々な特徴を備えつつ、自らを存続させようと進化してきました。
中でも雑草というのは調べると非常に興味深いものがあります。
その名の通り、「雑」に扱われてきたこともあり、実に逞しく、狡猾です。

雑草の多くは踏みつけにも強く、踏まれても全く気にせず成長するものがほとんど。シロツメクサ(クローバー)などはその代表例と言えますが、このオオバコというのはその点において相当ドMな雑草です。










地べたに這うように大きな葉を広げ、画像のような花芽をつけて種子を作ります。
この種子、水分を含むとネバネバになり、人や動物の足の裏、車のタイヤにくっつき、その性質を利用して自らの子孫を遠くに運ばせます。

つまり、踏まれないと困るわけです。

雑草の多くは、野菜のように栽培してもらうわけにはいかないので、いろんな面においてとにかく失敗が許されません。
自分がうまく育たないような場所や時期に発芽してしまってはもうおしまいです。
なので雑草は発芽の段階からかなり条件を絞っています。

オオバコの場合、このような性質からフカフカの土では発芽しません。
むしろ人が良く歩いたり、車が通ったりするような踏み固められた場所で発芽します。
そういう場所でなければ他の植物との競争に勝てず、種を遠くに運べないのです。

yamaanでも、オオバコはフカフカの畑エリアには一株も生えてきません。
気持ち悪いくらい、私がよく歩く場所や車の通り道にだけ分布しています。

植生からいろんなことが見えてきます。








こちらの写真は私の実家の裏口。
今年の6月9日まではここにジャクソンという黒犬がいました。
崖が削られている部分に犬小屋があり、その前で彼はよく吠えていました。

今では犬小屋も撤去され、彼の亡骸は大地に還りつつあります。
ここにかつて彼がいたとは誰も思わないでしょう。

しかし、地面から顔を出してきたオオバコは語ってくれます。

ちょうど犬小屋の入り口だったところからオオバコが分布しています。
生前、彼がよく往復していた場所です。

彼が生きて歩いた地面は踏み固められ、オオバコが発芽するのに適していたのです。
そしておそらくこのオオバコの種も何代にも渡り、彼の足の裏にくっついたのでしょう。


















彼の足跡がこのオオバコです。

彼が舌を出しながらちょこちょこと私の方に近付いてきました。
何度も目にした光景がオオバコの上に蘇ります。

彼によって運ばれた種がまるでお礼を言っているようにも見えて、私からもオオバコにお礼を言いました。

彼の死後から2ヶ月。
オオバコから教えられる彼の痕跡でした。


【オオバコ】(大葉子)
*多年草/オオバコ科オオバコ属
*生薬
「車前草」(全草)・下痢止め、咳止め、止血、強壮
「車前葉」(葉)・腫れ物、排膿
「車前子」(種子)・利尿
*食用可(若葉)・塩茹で後、炒め物や和え物。生のまま天ぷらに。



2015年8月16日日曜日

暑中お見舞い申し上げます

暑い夏もピークを過ぎ、徐々に秋へと向かう時節。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

舞台の仕事と農薬散布が同時に押し寄せた怒濤のごとき今年の夏、街では最高気温が35℃にも達するという日にこりゃいかんと朝から山の瀬で涼んでおりましたら、それはもう立派なカエル様に出会ったのでありました。

彼はとても堂々と苔岩に鎮座しておりました。
それがなんとも美しく涼しげで、夢中で撮影したのであります。


2015年8月14日金曜日

今シーズンの農薬散布が無事終了

気が付けば、下積みを含めて8年目にもなっていた産業用無人ヘリを使用した水稲への農薬散布仕事。
今年も暑い中、無事に終了できました。

お世話になった先輩&同僚方、作業補助の方々、ありがとうございました。

今年もどうか良いお米が穫れますように。

朝露に映えるツユクサ 
作業員:モミー(通称)

出穂(しゅっすい)

師匠:マッコさんのナイスフライト

この時期となると再会する友人:ソノカワくん
作業終了後、洗濯が終わるまでハイボールでチルアウト

2015年8月9日日曜日

おかげさまで舞台が無事に終了しました

先日、長きにわたる舞台が無事終了しました。
8日間中、7日間が満員御礼状態となる盛況。
ご来場のお客様、及び出演者、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

私は会場の最上後方の調整室にいたのですが、見知ったお顔を客席に見つけるたびに嬉しい気持ちになりました。

ねぶた期間ということもあり、熱気に満ちあふれる青森市内に新たな舞台コンテンツを作り出すという、まさにその皮切りに関われたことを誇りに思います。

…それにしても繁忙期の夏、様々なシゴト&プロジェクトとカチ合いながらの制作作業…関係者の方々には大変ご迷惑をおかけいたしましたが、涙が出るくらい充実した春夏を過ごさせて頂きました。
本当にありがとうございました。

ねぶたも一日だけ参加することができ、旧知のねぶた師:手塚茂樹氏の作品を堪能できました。青森は素晴らしいと改めて感じさせてくれました。

どうかこれからの青森が一層輝きますように_拝

お客さん&出演者たちと









ハムジくんから日本酒の差し入れ
その他、ミナガワさんからはアクエリアス1ケース
チバちゃん&リエママからも日本酒を頂きました



ねぶた小屋の前にて

「張飛 長坂橋に吼える」手塚茂樹 作


頑張って跳ねてたら知らないオジサンにビールを頂いた(嬉)